SNOOKER(INTORODUCTOIN)

 

スヌーカーのルールは実はかなり難しいんですが、ここではまずスヌーカーに触れて楽しさを知ってもらうために、
小難しい説明をできるだけ排除し、ゲームをする上で最低限必要なことを説明しましょう。

まず、各部の名称と球の配置は下のようになります。

これらの名称は説明でもよく使いますので、軽く頭に入れておいてくださいね。

スヌーカー各部名称 スヌーカー配置図
各部名称と球の配置は図のようになります。
イエロー〜グリーンスポットのラインより上は、ボークエリアといいます。
スヌーカーは赤15個、黄、緑、茶、青、ピンク、黒格一個ずつの球を使います。
赤球は8ボールのようにラックを使ってしっかりと組みます。
そして、赤以外の球(以降カラーボール)はそれぞれのスポットへ配置します。
手球はDゾーンと呼ばれる「D」の文字のようなゾーンの中から始めます。

 

では、簡単にルールを説明していきましょう。

スヌーカーとは点数を競うゲームです。

7種の色の球にはそれぞれ点数がついており

赤:1点 黄:2点 緑:3点 茶:4点 青:5点 ピンク:6点 黒:7点

というように点数が決まっています。

 

ゲームの流れ

まずはブレイクです。

スヌーカーではビリヤードのようにパワフルに割ったりしません。
手球はDゾーンの中に配置します。
レッドボールの端に当てて、手球をDゾーンの中に戻してくる感じです。

これは、スヌーカーが「相手に嫌がらせをし、相手にチャンスを与えないようにする」という基本概念からこのようなブレイクになります。

手球もボークエリアに戻して、できれば全てのレッドを隠していきたいところです。

基本的にレッド→カラーボール→レッド→カラー〜という順番で入れていくことになります。

そして、入れられたカラーボールは、レッドが全てなくなるまですぐに元のポジションへ戻され続行されます。
そして、レッドが全てなくなると、カラーボールを点数の低い順(黄→緑→茶→青→ピンク→黒)に狙っていきます。
左のフラッシュでは赤→黒→赤→青ですので
1+7+1+5=14点獲得したことになります。

最後はセーフティをしかけています。

上のフラッシュで大体の流れは掴めたでしょうか?

基本的にはブレイクをし、セーフティを仕掛ける

入れる順番はレッド→カラー→レッド→カラーをレッドがなくなるまで続けることになります。

カラーボールは入れられたらその都度に、決められた定位置に戻されます。

そして、レッドを全て取り切った後は、カラーを点数の低い順番(黄→緑→茶→青→ピンク→黒)に狙っていきます。

テーブル上の全ての球がなくなるとゲーム終了です

ちなみに、点数は最高で147点(ワンフォーセブン:レッド→ブラックのみ)になります。

ちなみにこの「ワンフォーセブン(最高点)」は、
ゴルフのホールインワンを3連続で達成するほどの難易度があるとされています。

ここまで読んで頂けると、攻めよりも守りが大切なのがわかりますよね?

特に下のフラッシュの中のように、無理に攻めるよりはセーフティに切り替えることが勝率に繋がります。

「自分の攻め終わり=セーフティ」というように徹底すれば、相手は何もすることができませんよね?

相手に「SNOOK(嫌がらせ)」していくわけですね。

 

ここまで読んで頂けると、スヌーカーの難しさと面白さが少しはわかって頂けたのではないかと思います。

しかし残念ながら、ビリヤードが主流の日本では、スヌーカーができる場所はほとんどありません。

ですが、本当に難しいゲームなんです。

俺もまだまだまともにできるレベルとは言い難いですが、この楽しさに魅了されています。

もし、ビリヤード場にスヌーカーの台があれば、一度やってみてはいかがでしょうか?

その難しさと楽しさに魅了されるでしょう。

 

このページを読んで、少しでもスヌーカーに興味を持ってくれる人がいたら幸いです。

身近な友人でしたら「プレミアスヌーカーリーグ」のビデオ&DVDが20本近くありますのでいくつかお貸しします。

世界のトッププロのプレイに感嘆し、魅了されることは必須ですよ。

 

では、次はスヌーカーの細かいルールなどを説明したいと思います。

 

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