LESSON

 

このページでは俺流ギター講座を開いてみたいと思います。


基本的に音楽は全て独学なので、正規の理論などとは少し違う所も多々あるでしょうが
それは適当に流しつつ読んでいただけたら幸いです。

勉強とか細かいことが嫌いで、本能の赴くままにギターやりたい!って人には丁度いいんじゃないでしょうか?

 

まずはプレイ面に関して講座を開いてみたいと思います。

 

次の譜面を見てください。

譜例 エクササイズ
上のサンプルプレイ      下のサンプルプレイ

これは俺が自分で考えたよくやるエクササイズみたいなもんです。

上下ともに右手と左手のタイミングを合わせるピッキングエクササイズです。

オルタネイトピッキングで音の一つ一つの粒がはっきりするように丁寧に弾きましょう。

では、上下のエクササイズの違いを説明しましょう。

上の譜例は小指をいじめるエクササイズで、5fは人差し指、7fは薬指、8fは小指で押さえます。
これを120くらいのテンポで数分続けれるだけで小指が言うこと聞かなくなりますよ(笑)
小指を鍛えるためには、普段のパワーコードを人差し指と小指で押えるように変えるだけでも全然違ってきますよ。

下の譜例はスキッピングとストレッチのエクササイズです。
俺の手はめちゃくちゃ小さいので、これでも軽くストレッチになっちゃいます。
手の大きさに合わせて、5fを3f〜などにポジション変えるのもアリでしょう。

 

では次はカッティングをやってみましょう。

大学で後輩のギタリスト見てると、速弾きとかはできるのに、意外とカッティングできない人が多いのが気になりました。
カッティングをすることにより、スナップの効いたピッキングができるようになったり
リズム感やアクセントについて学ぶことができます。
リズミカルなリフワークにはカッティングの技術が不可欠なんです。
カッティングができない人は、リフワークが下手な人が多いように思います。

 

では次の譜例を見てみましょう。

譜例 カッティング
サンプルプレイを聞く

これは空ピッキングの練習になりますね。
右手は常に16分のリズムでピッキングし続けるようにします。
こうすることにより、右手で作ったリズムを常に一定に保つ役割や、
リズムの表と裏を意識するのに一役買うことになります。

ピッキングをし続けるということは、
単純に考えるとダウンピッキングが表、アップピッキングが裏ということになりますよね?

この表と裏を頭だけでなく、右手でも意識できるようになることで、リズミカルなプレイが飛躍的に上達しますよ。

ピッキングし続けるということは、上の譜例だと鳴らさない部分というのが出てきますよね?
付点八分や、八分音符の場合でも右手の動きは一定に振り続け、空振りさせることが肝となります。
空ピッキングは物凄く大切なので、今までやってなかったという人は是非ともチャレンジして身に付けましょう!

 

譜例 カッティング3連
サンプルプレイを聞く

上の空ピッキングができるようになり、表と裏も意識できるようになってきたら今度は3連符を含んだカッティングにチャレンジしてみましょう。

この例を練習する意味は、3連のリズムの習得だけでなく、コンパクトな右手の振りの練習になります。
そして、ダウンが表、アップが裏と体に染み付いている人には、3連によりダウンとアップが入れ替わったことにより違和感があるはずです。
アップが表でもダウンが裏でも、思い通りにアクセントやリズムの前後ができるようになるために、この練習は威力を発揮します。
コツは手首の動きを軽くし、スナップを利かせてコンパクトにピッキングすることですね。
手首を使えない人には、このカッティングはまず不可能なはずです。

 

譜例 QPリフ

最後にカッティングのリフワークへの応用として、エクストリームのCUPID'S DEADという曲のリフの一部です。
本当は半音下げチューニングなのですが、皆さんが練習しやすいようにレギュラーでやってます。

実際のリフワークの中でのアクセントの重要さを知って欲しく、この譜例を載せてみました。
次の二つのプレイを聞いてみてください。

まずは、アクセント無しのプレイ そしてアクセント有りのプレイ

俺の中途半端なプレイですが音源を聞いてもらえば、強弱やブラッシングのミュートするポジションなどを使い分けることによってリズムが鮮明になり、よりリズミカルなプレイをすることができるようになります。

リフ二回目の六連フレーズは、いわゆるベンチャーズの「テケテケテケテケ」ってフレーズで、右手でミュートして六連のリズムでピッキングしながら、左手は12fくらいから適当に下げていくようにしたらできますよ。
譜面には表せにくかったので、言葉で説明しときます。

このようにリズミカルなプレイをバンド全体でやることによって、聞き手がノレるわけですね。

皆さんも頑張って他にも色々とチャレンジしてみてくださいね。

 

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